美味しさに感服。世界を巡りたどり着いた沖縄
世界中のフルーツを食べ歩き、たどり着いた場所が沖縄です。
沖縄のフルーツは、ミネラルたっぷりでエネルギーにあふれ、香りも甘みも格別。もともとフルーツが大好きだった私は、沖縄フルーツに心を奪われ、「フルーツに関わるビジネスがしたい」と移住を決意しました。
今では、生産者の皆さんと連携し悩みを相談しあったり、気づいた課題の解決法を一緒に考えたり、栽培するフルーツや収穫方法の見直しを提案したり。お互い”良い仕事”ができる体制づくりについても話ができるようになりました。しかし最初は、なかなか受け入れてもらえず、本当に苦労して悔しい思いもしました。当たり前ですが、正体の分からない人間が現れて「フルーツを使わせてほしい」なんて唐突なお願いは、断られても仕方ないですよね。
でも諦める気持ちは一切なく、飲食店で働きながら野菜づくりをして沖縄の農業に触れ、まるでアイドルの出待ちのように生産者を訪ねては話をさせていただくなど、時間をかけて信頼関係を築いてきました。過ごすうちに、さらに沖縄フルーツへの想いは強くなり、世界を目指す気持ちも大きくなっています。
沖縄フルーツのことを知り尽くす存在
備瀬・フクギ並木のカフェ「琉果」でも人気の「ピンクグァバ」は、香りと甘みが強い沖縄の在来種を使用しているので格別な味わい。沖縄在来種で栽培が難しい「島バナナ」は、買ってすぐではなく追熟することで初めて美味しくなる。
マンゴーやパパイヤなどメジャーな物から、ブラックジンジャーや琉球ももなど珍しい物まで。歴史や栽培方法、美味しい瞬間を見極めるコツ、相性の良い食材。仕入れや加工、製造・販売から最新の話題まで。フルーツに関するさまざまな情報を集めて、知らないことはないと思えるぐらい詳しくなったという自負はあります。
「沖縄フルーツのことなら、私たちFOOD CREATIVEに任せれば安心」と言っていただける存在であり続けたいと思っています。
未来のために最高のクオリティを追求
大前提として、フルーツビジネスは、生産者の皆さんがいてくださるから取り組めることです。果樹栽培が収益事業として成り立つように、さまざまなサポートをさせていただきたいという気持ちがあります。同時に、沖縄フルーツのクオリティを高め・維持していくために、自ら畑を訪ね、農地を見て話をしてから仕入れ、発信していくかどうかを判断していきます。また、フルーツや加工品などの取引先も、目先の事業や利益の追求だけでなく、農業や生産者の未来まで見ているかもしっかり確認します。
すべてはフルーツ産業と携わる人の未来のために。お互いの仕事に敬意と感謝の気持ちを表すことがビジネスの成功の鍵であり、次世代の就農者を育てることに目を向けることがフルーツビジネスを継続させるためには必要不可欠だと考えています。そして、三方良し、Win-Win-Winの関係こそが可能性を広げ、最高の「MADE IN OKINAWA」を生み出すことにつながると確信しています。
沖縄フルーツを世界ブランドへ
私たちFOOD CREATIVEの使命は、沖縄フルーツの魅力を最大限に引き出し、唯一無二のものとしてブランディングし、広めていくことです。沖縄フルーツビジネスの開拓者として、さまざまなカタチのビジネスを創造し、世界ブランドへと成長させていきます。
そして、日本各地のフルーツや食材とのコラボレーション、離乳食・流動食・災害保存食など、社会に貢献する食品づくりにも挑戦していきます。
代表プロフィール
株式会社FOOD CREATIVE 代表取締役
琉果 RYUKA FRUITS MAESTRO オーナー
フルーツマエストロ 髙橋 章友(AKITOMO TAKAHASHI)
調理専門学校を卒業後、複数のフランス料理店やホテルに勤務。日本航空国際線機内食の調製を担うジャルロイヤルケータリング株式会社を経て、2012年 沖縄に移住。
沖縄県内の飲食店コンサルティング、新規オープンホテルの料飲事業に携わりながら、農地を借りて耕し、野菜栽培を通して気候や土壌づくりを学ぶ。2016年7月、生産者や人とのつながりを大切にしながら、「琉果 RYUKA FRUITS MAESTRO」の前身となる路面店(テイクアウト専門)を備瀬のフクギ並木にオープン。2021年6月、現在の場所に店舗を移転し、フルーツを使った加工品などの製造・販売、卸・OEM事業を開始。
会社概要
社名 | 株式会社FOOD CREATIVE |
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事業内容 | ・飲食店経営(カフェ&バー 琉果) |
代表者 | 髙橋章友 |
所在地 | 沖縄県国頭郡本部町備瀬401 |